美術館めぐり-直島旅part2

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こんにちは!

コンテンツプロデューサー寺嶋みほです。

直島にはたくさんの美術館と美術品に巡り会えます。

そんな中でのオススメ美術館を紹介します。

 

・ベネッセミュージアム

・地中美術館

・家プロジェクト

 

今回はベネッセミュージアムと地中美術館を紹介します。

※李馬換美術館も少し…

 

ベネッセミュージアム
1992年、「自然・建築アートの共生」をコンセプトに、建築家・安藤忠雄によって、美術館の中に泊まる施設として設計されたのがベネッセハウスミュージアムです。地上3階、地下1階の構造を持つこの施設は、穏やかな瀬戸内海が一望できる丘の上に位置しており、施設内には、現代アートの作品群が、海や空や緑の木々など、自然が織りなす風景とともに設置されていますアート作品の中には、アーティストがこの場所のために制作した「サイトスペシフィックワーク」も設置されていますので、是非ご鑑賞ください。なぜこの場所にこの作品なのかを考えてみるのも、面白いかもしれません。また、通常、美術館においては人為的に遮断されることの多い自然光ですが、安藤建築は逆に、その自然光を大胆に取り入れています。ゆえに、その時々の「光」によって作品が千差万別の表情を見せてくれる点が、この美術館の大きな特徴です。自然とアートと建築が一体となった鑑賞体験ができるベネッセハウスミュージアムに、是非、時間や季節を変えて、何度も訪れてみてください。

 

 

 

 

地中美術館
地中美術館は、2004年7月に開館しました。
館内には、クロード・モネ、ウォルター・デ・マリア、ジェームズ・タレルの3名の作品が安藤忠雄設計の建物に恒久展示されています。瀬戸内海の美しい景観を損なわないようほとんど外観は見えず、建物の大半が地下に埋設された地中美術館は、「自然と人間との関係を考える場所」として構想された美術館です。それぞれのアーティストの作品は、いずれも空間と一体となるように表現されており、建築とアート作品は対等な関係にあるのがこの美術館の大きな特徴です。また、もう一つの特徴が、自然光の下で鑑賞することです。太陽の動きによって自然光は刻一刻と変化するため、訪れる時間帯や季節によって、作品や空間は異なる表情を見せます。建築と自然とアートが一体化した美術館の中で、自然と人間との関係について「よく生きる」とは何かについて、是非考えてみてください。

 

 

地中美術館内のカフェがおススメです。
上記のような絶景を眺めながらお食事ができます。
こちらはgotoキャンペーンのクーポンが使えるということでさっそく利用してみました。

 

 

 

 

地中美術館のカフェ撮影。
地中美術館から李馬換美術館へは徒歩で5分で行けます。
合わせてお楽しみください。

 

李馬換美術館
2010年にオープンした李馬換美術館。
李馬換の作品と安藤忠雄の建築を融合させた美術館で、海と山に囲まれた谷あいに位置しています。
李馬換は、極力「つくる」ことを抑制し、「もの」の配置・関係性から、人間と自然・社会との関係性を考えさせてくれる、そんな作品を多く生み出しているアーティストです。

 

 

館内は撮影できませんが、館外はオッケーなので撮影してきました。

 

 

海と自然との調和が素晴らしいですよね。
ゆっくり過ごしたくなります。

 

 

 

 

李馬換美術館に訪れたら、ぜひ行っていただきたい場所があります。
みなさん、円のモニュメントまでしか行かれませんが、
その奥まで進んでみてください。
岸辺まで行ってほしいです。
岸辺右にもアート作品があります。
・黄色と黒のボート
・地平線
・黄色と黒のボート
ベネッセハウスミュージアムにあった作品、黄色と黒のボートがリアルで設置されています。
美術館からもこの場を眺めることができます。
作品と岸辺の作品がシンメトリーになるように設置されているのです。
※ベネッセミュージアムをみてからくることをオススメします。
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・タイム・エクスポーズド(写真家・杉本博司)
ボートの右の断崖絶壁に地平線の写真があります。
杉本さんがベネッセミュージアムに安藤さんに散々お願いして外のエリアに設置。
あの部分は本当は作品を展示する予定はなく、瀬戸内海という美を見てもらうものとして空間を作られました。
そこをなんとかお願いして、各地の地平線の写真を設置。
外に置くとこで、自然の劣化を受けながら、時の流れによって作品が変わってゆくことを望んで設置されました。
がしかし、ミュージアムの作品は風化をそんなに受けることなく、綺麗な状態で残っています。
そこに不満を感じた杉本さんのために風化を受けやすい、断崖絶壁、海辺の近くに作品を設置したそうです。

 

 

 

 

こちらが自然に合わせて劣化していった地平線の写真です。
崖に白いものが見えるのが、作品となっております。
こちらは風化を受けて写真が何が写っているかわからないほど劣化しているようです。
それを見て杉本さんは大満足されたそうです。w
こちらもぜひ見てほしいです。

 

 

 

 

文化大混浴
こちらも作品です。本当に入浴できるそうです。
実はわたしはベネッセハウスパークから地中美術館まで徒歩で歩いてみましたが、
時間にして20分ほどですが、なかなかハードでした。
アップダウンが大変です。
ベネッセハウスパークから地中美術館まで歩くのは、足に自信がある方にしかオススメできませんが。
(上り坂)
李馬換美術館からベネッセハウスミュージアムの館外作品を見に行くのはオススメします。
李馬換美術館の岸辺から左側にずっと歩いていくと、パワースポットと言われる文化混浴の作品へは5分ほどでいけます。
その他館外の岸辺の作品「茶の目」などの作品も7分ほどで歩けます。
帰りはベネッセミュージアムでバスを乗るかパークまで10分ほど歩いて帰ることも可能です。
ぶらりと岸辺の散歩は気持ちいいので、ぜひ晴れていたら歩いてみてくださいね。
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