こんにちは、本日は旅の裏側のお話しをしますね。
GW明けに楽しそうにレポあげたベトナム→カンボジアの旅ですが。
実は大きなトラブルに見舞われてました。
そんなとき、英語ができて本当よかったと思いました。
カンボジア入りして、アンコールワットを楽しんだ一日目。
夜に一通のメールが。
悲劇はそこから始まった。
帰りフライトが変わったというメールが英語で。
※帰りは3日後。
しかも少しの変更は日本でもよくあることだが、今回は四時間の時間が遅くなるという。
わたし達は乗り継ぎで同じ日に日本へ帰る予定にしていたため、
その便では到底次の便では間に合わない。
このままでは日本に帰れないかもしれない。
手に汗をにぎる…。なんとかしなくては。
そこから果てしない英語でのやり取り。
※ツアーでなく個人で頼んでいた。
かつ海外サイトを利用してたので、英語のやり取りとなった。
問題は三点
1.フライトが見つからないと日本に帰れない
2.すべてのフライトを取り直しだと実費で7万かかる
3.前日乗り継ぎ地に入るならビザが必要。かつホテルも取る必要がある。
カンボジア入りした初日から最悪の事態が起こった。
英語でやり取りできるのは、私のみ。
さぁどうするか?
なんとか翌朝までのやり取りでステップ1.2は回避できた。
3の手段を使うことに。
乗り継ぎ地に前日から入り、翌日便にのることに。フライトは無料で変更してもらえた。
しかしここでまた大きな問題が!!
それはベトナムのビザ状況。
♦︎ベトナムのビザ
かなり厳しい。一度入国したら、次は30日はビサなしでは入国できないというルールがある。
今回は不良の事故での入国。
わたしは最初ベトナムを観光してからカンボジアに入ったので、当然30日以内、2回目の入国となる。ビサをとるには、大使館に報告してインビテーションを取得してからでないと取れない。インビテーション取得には2〜3日かかる。
いや、フライト決まったん2日前(^^;;
♦︎そこで起きた問題
1.ビザの金額が明確でない
2.ベトナム入りを想定していなかったので、現地通貨の手持ちに限りがある。
3.インビテーションがないとビサは取得できない
ビザの金額はもちろんネットで調べたらわかるのですが。
招待状(インビテーション)をもってない場合は莫大な金額を言われることがあるとのことでした。
※ベトナムは賄賂が横行しているよう。通常でないルートでの入国は賄賂を請求される可能性がある。
通常の料金+5ドルなら支払えるが。それ以上だと払えない状況。
そこから始まった地獄の争い・・・
カンボジアを発つその日まで日本に帰れるか明確にできず。当日を迎える。
手段なフライトの遅刻した会社と交渉するしかない。
フライトカウンターに立った瞬間から熾烈な争いが。
相手はもちろん日本は通じない、英語のみで状況を説明し、ビサなしでも入国できるかもしくはインビテーションなしでも入国できるかを確認する。
わたし「フライトチェックインお願いします。
そうそう○○という事情でフライトが通常この便だったのに、あなたの会社のフライトがディレイトしたので、今日のフライトになったの。突然ベトナムに入国することになったんだけど。ビサなしで入れるか調べてくれる?」
航空会社「ベトナムのことは国がわからないから、知らないんだー♩」
カウンターのお兄さんはなぜか半笑いで抵当な対応。プチキレ…
わたし「入国できるか明確でないと乗り継ぎか、出国か変わるので、電話でも係に調べるなりなんとかして情報をほしい。教えてほしい。」
航空会社「わぁ、ほんとだ!出れなかったら空港滞在13時間だね。たいへんだー笑笑笑」
ブチキレ!
わたし「お前の会社のせいだろうが!!!なんでもいいか情報集めろ!もしくはインビテーションなしでも入れるようにするか、ディレイトした保証はどうしてくれるのか明確にしろ!!」
とそこから英語で40分ほどキレつづけました。
カウンターの彼が悪い訳ではないのは、十二分にわかってはいたが、半ニヤと適当な対応、謝るつもりもない…人ごと…な対応についにキレました。
英語での交渉を経て、誓約者を書かせることに成功。
<航空会社が落ち度があるので、ビザなしでもこの二人を入国させてほしい。弊社が責任をもつ>
という誓約書を書かせることに成功した。
その後無事ベトナムにつき、
35歳、最悪の空港滞在13時間を三角座りですごすという苦行は免れた…
今回ほど英語力が試され、話せて良かったと思ったことはありませんでした。
みなさん、乗り継ぎ便を予約するときは気をつけてください。
経由でなければ個人でもトラブルはほとんどないと思います。
経由をして入国するまたは、ビザのいる国に入るときも必ず確認が必要です。
海外へ個人で旅をされる方は注意してくださいね。
今回のように旅をするといかに日本が恵まれてるか再認識しました。
日本ならもっとスムーズな対応をするだろうし、不安のないように説明も受けられる。
普段当たり前が当たり前じゃないことを実感し。
安全、安心、そして言葉の通じる国に帰れることを感謝しながら帰路につきました。