なにかをするのに資格はいらない
Green Worldのタカのライブを先日見てきて、文字通り“かっこえーーー”を思ったわたし。
夏の野外フェスに関わることもあり、もっとタカの本質を知りたい、話を聞きたい!と話を聞きにいった。
※フェスの内容はこちら
五年連続で行われてる音楽アーティストがプロデュースの野外フェス
毎年400〜800名ほどのお客さんがくるというグレートラックフェス。
そんなデカイことをするぐらいなので、さぞかしアーティストになる決意はすごいものだっただろうと。
ミホ「なぜアーティストになろうと思ったのですか?」
TAKA「サッカー選手になろうと思ってたんですけど、周りの大人に子どもの頃、そんなの稼げないぞ!って言われてじゃあミュージシャンになろう」と思ったのです。
えーーーーーΣ(・□・;)
いやいや、サッカー選手もミュージシャンも同じぐらいプロになるの難しいですから。爆笑
彼はわーーすごい!憧れると思ったら、そこに自分がなれるかなれないかではなく、
なりたいの想いからすべてを実現する。
夢を描くって本来それで良いとおもう。なにかになりたいにそれになれる可能性高いからなるんじゃないし。必要なのは圧倒的な熱量。
彼の目にはその熱量がこもっていた。
そんな彼にもなんとかなくミュージシャンになりたい、からなるんだ!と決意したエピソードがある。
出会いがすべてをかえた
実はコミ症だったというTAKA。コミ症打破のために絶対コミニケーションを取らないといけない旅に出て、修行の一人旅日本一周へ。
※ほかに手段あるやろ、それにした選択肢がめっちゃ面白い。
※コミ症打破エピソードはまた次回
そこで強烈にTAKAの心に響くさまざまな出来事
・人間本来にある無償の愛
・ソーシャルワーカーとの出会い
人間本来にある無償の愛
お金もなく思いつきで旅を始めたTAKAは日々色々な試練と向き合いながら旅を進める。
そこで見知らぬ人から食べ物もらったり、話をしてもらったり、普段ではできない体験。
宝となる出会いをたくさんする。
それまでの何十年の人生で起こらなかった、出会いの数々に人間が持つ本来の温かさに気づく。
世の中って捨てたもんじゃない
にんげんっていいな
泣けるぐらいの温かい感情に救われた
そこで感じたのは
オレはなにを返せるんだろう
・ソーシャルワーカーとの出会い
沖縄では、大きな社会問題に対面する。
日々大阪の都会で生きていたら目にしない、社会問題。基地の問題。何年か前にテレビでも報道されましたが、婦女暴行問題など
すべては公にはできない様々な問題が未だかつて残る。
そんな問題に真っ向から立ち向かい、取り組み変えていってる人たちに何人にも出会う。
「かっこいい、こんな大人がいるんだ。」
と心から憧れた。そしてそんな人たちがいるから、今の自分がいること、社会で安全に暮らしていける自分がいることを知った。
オレにはなにができるんだろう
この二つの体験から人の無償の愛の存在をしり、
今いる社会は自分たちが生まれる前の先人が未来の若者のために築いた礎の元になりたっていることを強く感謝する。
自分のお父さん、おじいちゃん、曽祖父やらその前の人たちが少しずつ積み上げてきたバトンを自分たちが受け取っている。
じゃあ自分が大人になったときなにができるのか?
この二つの気づき、二つの疑問から
俺には『音楽』がある!
音楽で人の心に火をともす
日本の社会を考え
自分の未来について勇気をもつきっかけにしたい
と思い、ミュージシャンになることを決意した。
彼の始まりは人々との出会いから人々からの愛から『じぶんの夢』が明確に、火が灯された。
なにかになりたいと思っても
今はその資格がないと言っちゃいけない
自分には能力が足りないからそんな大それたこと言えない
という人がすごくたくさんいる
でもなりたい!夢を描くって本当はすごい憧れだったり、根拠のなしにやりたい
胸の奥から渇望するので思いだったり、
そんなつよい想いなくても、なんとなくやってみたい、でいいんじゃないか。
あっコンビニでからあげくん買おっか!ぐらいの感じでなりたいものなんて、胸に貼ればいい。
そこに誰の許可もいらない。
今、生かされること、
衣食住に困らず 日々を過ごせ挑戦できること
そこそこすきな物を買えること
先人からのバトンをしっかり受け取って、楽しみ尽くさないともったいない。
感謝を込めて、
あなたの物語を始めるのはいつからだって遅くない。