野外フェスをつくる
アーティストが単独でまとめて、やるって大変だなと思って大変だったこと、苦労したことは何ですか?
とぶつけてみた
greenworldアーティストTAKAのインタビューシリーズ
・何かになりたいに資格はいらない
・アーティストが曲をつくるトキ
・苦難があってまた○○がある
待っていたのは苦悩だった
思ったら即行動のTAKA。
野外フェスをしてみたい。
みんなの笑顔を生み出す場をつくりたい。
音楽で人の心に火をつけるんだ。
想いが強ければきっと出来るはず…
思いついたのは三カ月まえ
そこからアーティストの手配、音楽機材の手配、スタッフ、会場手配
怒涛のように作りあげる。
みんなが楽しい場を作るんだ。
やりたいの気持ちが強ければできるはず!!!
現実は甘くはなかった
三カ月でつくれるほど甘くはなかった
想いだけで作れるほど世の中は甘くはなかった
お金も時間も人出も不足
自分の力量の限界を知り
こうしたい、こんな形を作るんだ
想いが深ければ深いほど
現実との溝と自分の力不足を認識することになる
野外フェスを作りあげた後は
もっと爽快で
みんなが幸せに満ち溢れていると思っていた
しかし待っていたのは苦悩だった
時間のなさ、自分の力量のなさから
人とぶつかることも作りあげられなかったものも目の前にはたくさんあった。
フェスが終わったあとは達成感満ち溢れる世界を想像していたのに、
現実は想像よりずっと過酷だった。
コミ症へ逆もどり
信じていたものを失い、なにを信じたらいいか分からなくなり
また人と関わるのが苦痛になった。
人を信用できなくなり
自信がない自分に逆もどり、自分の世界へ閉じこもることになる。
しばらく扉を閉ざした世界に引きこもる。
思い悩むそのときにも、やりたいと思った唯一のこと『旅』がしたい。
自分の世界を広げてくれた旅に出たい。
沈む気持ちを抱えながら、でも何かをしなくてはいけない
このままではいけないとまた鞄一つで旅立つ。
大好きな沖縄へ
大好きな人に会いにいく
旅が光に気づかせてくれた。人の出会いがまた次の扉を開けた
久しぶりに会いにいった尊敬できる方に、今の悩み、ツラさを赤裸々に語るTAKA,
そこで一喝して言われたことは
「アンタがすることは
闇と闘うことじゃない
光と向き合うことだよ!!!」
その一言が胸にずどーんと突き刺さった。
そうだ。
自分の不甲斐なさからマイナスの意見ばかりにフォーカスしてしまっていたが。
楽しかった!またやってほしい。
いい体験ができたと言ってくれた人も多くいた。
自分の不甲斐なさからそれらの意見をとらえることができていなかった。
そうだ信じてくれてる人がいる。
ここで諦めたら終わりだ
期待してくれた人を裏切ったままになる
もう一度挑戦しよう
ここからTAKAの新たな挑戦が始まった
グレートラックフェスはこのファーストステージの悔しさから、あくなき挑戦が始まっているといっても過言ではない。
まだ挑戦道半ばだ
グレートラックフェスはどんどんグレードアップしている
そして今年は様々なプロたちがTAKAの元へ集結し、また新たな形を作りだそうとしている。
一人の想いだけでは難しい
しかし、やり遂げたいという覚悟と人のために何かしたいTAKAのギィフティングの気持ちが
周りを大きく突き動かす。
TAKAの挑戦はまだ始まったばかりだ
通常なら辛い思い、悔しいおもいをした時点で大抵の人はもう来年はやめようと諦めるだろう。
彼のすごいところは諦めない気持ちと覚悟の強さ。
なにかをギフティングしたいという気持ちはわたしもどちらかというと強い。
しかし、何かを一人で作りあげるには多くの力が必要で、なかなかできることではない。
今回わたしはこのイベントのプロデュース担当。
小さな光も集めれば大きな光となります。あなたの力を必要としてる場所がある。