こんにちは。婚活プロデューサー寺嶋 みほです。
先日、名古屋のウィメンズマラソン(フルマラソン)の大会に出てきました。
人生2回目のフルマラソンに挑戦。
前年は完走を目標にしていましたが、本年は去年よりもタイムが伸びることを目標に走りました。
前回より分かっていれば良かった事は、
・マラソン走る上で気をつけるべきこと
・準備しといたほうがいいこと
・走り終わった後すべきこと
三つがわかっている事でした。
それらについて知りたい方はこちら
2017年は勢いでフルマラソンに出ると言ってしまいました。
実は靴の準備もユニホームの準備もできていませんでした。
靴は3年前から使っているダンスシューズ。
当日の服はジムに行くときに使っているジャージ上下。当日会場訪れてびっくりしました。
皆さんすごいオシャレで可愛いウェアを着ていました。
今年は相方にも靴は凄い大切だ!と。
準備してあった方が良いと言われ新しいフルマラソン用のシューズを買いました。
いつの間にか勝手にランニングシューズが選ばれてましたw
足をプロテクトするスパッツやジェルドリンク、ランニング後のケアの用品、全て用意して準備しました。
2018年名古屋ウィメンズマラソン。
前日まで仕事を詰め詰めでゼッケンを取りに行ったのは夜に。
緊張で寝れ無いかと思いきや、ぐっすりホテルで眠りました。
当日は、前日の疲れからか朝食はあまり食べれずささっとお粥だけを食べて、会場へ向かいました。
これがあとから鬼門となりました。
今回も晴天!朝からちょっと暑いぐらい。
用意したレインコートを羽織りランニング用の格好に。
前年度は緊張のあまり身体が硬くなっていましたが、それもなく快調に走る。
しかし、10キロを超えたぐらいから、お腹が空く。
ランナーにとって空腹は敵です。
フルマラソン とは一回で2000カロリーほど消費します。
そのため前日には炭水化物を多めにとる。うどんやパスタなどがオススメと言われています。
2017年は朝もたくさん朝食を食べご飯もたっぷり食べていました。
おかげてエネルギー切れも感じることなく走り切りました。
今回はそのことをスッカリ忘れてしまい朝食のケアができませんでした。
それが後にこんなに影響及ぼすとは思っていませんでした。
手持ちのジェルで補給しながらも、給食ゾーンは22.5キロ地点までなし。
このまま走りきれるのか?と心配しながらもなんとかハーフまでたどり着く。
やっと現れた給食ゾーンでバナナ一本、パンも食べてエネルギー補給!
やっと快調な走りと思ったら、一週間前から抱えてた足の痛みがでてくる。
前年度に足の違和感を感じたのは35キロ地点。
今回はそれよりも早い半分の段階で違和感を感じていました。
天候の温度も上がり下がりをして、寒かったり暑かったりと中々身体に堪えました。
タイムを計測しながら淡々と前を目指す。
しんどいなーと思っていたら、横を走っていた私の親ぐらいの年代の女性がお友だちを励みましてる声が。
「マラソンは辛くなってからが本番。がんばりましょう!」
名言だなと思いました。
私が好きなのは辛いとき苦しいときの自分の傾向が見える事と自分と向き合う良いキッカケになると思います。
地味で目立たないスポットですが何かをやり遂げた後の達成感は素晴らしいものです。
今回は去年以上に過酷なランニングとなりました。
なんとか走ることが走り切ることができ、完走まであと1キロ。
最後の41.25キロ地点からは沿道からのお客さんがたくさん迎えてくれます。
みなさん、「おかえりー!」「頑張ったねー!」と心を込めて温かく迎えてくれること。
胸がジーンとするくらい嬉しかったです。
沿道のお客さんがコールスプレーを用意してくれたり、ドリンク、塩あめを用意してくれたりします。
最後は心が折れかけ寸前なので、こうした応援の声がなによりの力になります。
やっと終わった。
前に進むことで必ずやり遂げられるということを胸にレースを終えることができました。
途中から、足が痛かったものの、その後すぐコールスプレーをし、用意してた栄養ドリンク、スポーツドリンクで補給、荷物をささっと、受け取り帰路へ向かう。
ランニング後のケアがその後長く引きずるか数日で回復するかを決めるという。
帰ってからのぬるま湯につかる事を忘れずに用意してきました。
最後の試練はここからだ
名古屋のウィメンズマラソンは実はゴールしてからも結構な試練が待っています。
荷物を受け取るまで500メートルほど歩かされ、次に会場出る出口から駅まで1キロほど歩かされます。
ゴールであるナゴヤドームの中にはステージや色々な導線が複雑に入り混じっているため、駅に向かう帰路は迂回しなければなりません。
去年はその事を知らなかったので、帰る体力残しておらず帰路の途中で倒れこむように休憩していました。
フルマラソンを走った後の疲れきったランナーに人混みの中前に歩くのはかなりの体力を要します。
今回はそこまでも導線を頭に描いていたので、荷物受け取り後すぐに着替えられるようし、移動もスムーズに行いました。
※荷物はスーツケースではないスポーツバックならマラソン会場で預けられる。
※私は駅構内のロッカーを使いました。
スムーズに新幹線乗る名古屋駅到着、ランニングを1時間強で新幹線のチケットの列車向かうことができました。難関を今年は難なく突破!
と思っていたら…
次の難関はまだ持っていました。
3月11日16:09から新幹線全線運休…
まさかの最期の壁がここに待っていたとは!
駅構内で放送が鳴り響き、お客さんは混乱していました。
浜松で停電のため、新幹線の運転が未定とのこと。
名古屋にマラソンのために四万人が押しかける大イベント。
何もこんな時にこんな事故が起こらなくてもいいのになと思いました。
二時間の運休停止のあと、19時頃無事新幹線は動くことになるのですが、
疲れ切ったランナーにとっては苦しい待ち時間になったことでしょう。
わたし、といえば、
危機には強い脳天気なタイプなので、
ランニング後に頂いたたくさんのお土産の中のものをパクパク食しました。
ランニング後いただいたもの
<フィニッシャーのみの受け取り>
・ティファニー限定ペンダント
・ロングタオル
・ティファニー色のTシャツ
※上記の三件は毎年デザインが違います。
・化粧水ワンボトル
ランニング者すべてにもらえる
・ウィダーインゼリー
・小倉バターパン
・バナナ
・アクエリアス
・水
仮眠を取ることにし、運休まで、疲れをとったり、スタバでお茶したり、のんびりその時間を楽しんでいました。
駅に閉じ込められ、ご飯もなしで栄養不足で足止めだったらさぞかし、辛かったことだろうと思いますが。
十二分に食事を蓄えていたので、しっかり栄養補給、ぐっすり睡眠。
お陰で新幹線を降りたあとに買い物を一つして帰ってきたぐらい余裕がありました。
どんなハプニングも用意や楽しむ余裕があれば有意義に過ごせます。
余談ですが、お土産の中には 洗剤のアタックとおしゃれ洗いの洗剤も入っていて、ランニング後一泊する人が汗をかいたウェアーを洗えるようになってました。
これぞ日本の<おもてなし>の心。
名古屋ウィメンズマラソンのまた素晴らしさに感動してました。
最後にマラソン後のケアや必要な知識をシェアしておきます。
ランナーの方は
正しい知識とケアをしてランニングライフを楽しんでくださいね。
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【筋肉】
マラソンランナーを調査した研究ではフルマラソン後14日間は、炎症と筋繊維の壊死が見られ、筋力と持久力の低下が明らかに見られました。
それらが回復するまでに、フルマラソン後14日間かかるということです。
14日は休憩、体を労ると良いということですね。
細胞が完全に回復するには少なくとも7~10日程度かかります。
フルマラソン後2~3日の間は、
クロストレーニング(水泳や自転車など)も行わないほうが良いでしょう。
【免疫系】
マラソン後は著しく免疫が落ち、
風邪やインフルエンザにかかりやすくなります。
3日間は免疫力が低下した状態になるので、
出来る限り休息し、栄養満点の食事を心がけて下さい。
♦マラソン直後のケア
ランニング直後
1、ゴールしたらすぐに、服を着るなどしてカラダを温める。
2、バナナ、エネルギーバー、スポーツドリンク、フルーツ、ベーグルなどを食べると良い。
3、帰宅後(もしくは温泉施設などで)、アイスバス(水風呂)に15分間浸かると良い。
13度が適温で、18度以下であれば効果を発揮する。
※今回は寒いですが、これを試してみました♩
4、その後は、昼寝(もしくは早く寝る)などしてとにかくリラックスする。
♦レース後~3日間のケア
1、完全休養(出来る限りカラダを休める)。
2、10~15分間の入浴後に、よくストレッチを行う。
3、炭水化物(特にフルーツ)、タンパク質をたくさん取る。
フルーツは免疫系の回復を早め、炭水化物、タンパク質は筋肉の回復を助けるため。
※軽いマッサージを行うと筋肉の回復を早めるが、強めのマッサージは厳禁。
前回はすぐ動くなどして、状況を長引かせてしまいました。
♦4~7日後のケア
1、クロストレーニング(水泳や自転車など)、もしくは超スローペースのランを1回だけ行う。
走る距離は3〜6km程度が望ましい。
クロストレーニングの場合は、ゆっくり30〜40分を1回程行う。
あくまでも脚の血流を促進するためなので、ゆっくりと(休養しても問題なし)。
2、もし違和感を感じる部位があれば、やや強めのマッサージを行っても良い。
3、回復を早めたければ、熱い風呂と水風呂を5分ごとに切り替えて入る。最後は水風呂で終える。
♦7~14日後
1、6〜10kmのとてもゆっくりのランを可能であれば3〜4回行う。
2、クロストレーニングが出来るなら、30~45分間の低強度トレーニングを1回、
中強度トレーニングを2回行う。
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基本的に二週間は傷ついた身体であると理解して身体のケアに専念するとよいようです。
わたしも今年は観念してスロージョブを心がけようと思います。