今度関わる今井紀明さんの関係で素敵な講演に行きました。
メディアsoarの編集長の工藤瑞穂さん。
soarとは?
「soar」は、 人の持つ可能性が広がる瞬間を捉えていくプロジェクトです。
名前である「soar」(ソアー)は、「鳥が空高く舞い上がり、気持ちが高揚する」という意味をもっています。
誰でも人は内側に高いエネルギーを持っていますが、様々な要因で自分の持つ可能性にふたをされているひとたちがいます。
それは、障害を持っていたり、LGBT、ホームレス、難病の患者さん、精神的な病気を抱えていたり、厳しい状況で生きている子供達のような「社会的マイノリティ」といわれる人たち。
高齢者や女性、外国人、むしろ”普通”だと思われている人にだってそういう時があると思います。
その一方で、 デザインやビジネス、アート、教育、テクノロジー、地域づくり、一対一の人との関係づくりなどを用いて新しい関係性をつくることで、その人たちの可能性を広げ、ネガティブだったものをポジティブに変えている動きがあります。
「soar」は様々なかたちで、その事例をリサーチ、メディアでの発信、イベント開催などを通じて、同じ願いを持つすべての人たちが集う場をつくり、誰もが自分の持つ可能性を活かして生きていける未来を描いていくプロジェクトです。
工藤さんは自分の体験からもっと世の中がマイナスだと捉えていることも
発信することで救われることもあると思い、いまのメディアを立ち上げたそう。
病気になった時不安で、でも頼る場所もなく、情報も少ないと不安は募るばかり。
体験者や色々な声を見れる場所があるとじぶんだけじゃない
気持ちが楽になる。
発信には気を使われてて
見てよかった。
柔らかいけど、刺さる。
気持ちが明るくなるように書かれている。
週2回今では250本の記事が掲載されている。
soarの検索でトップに上がってくるのは
“会食恐怖症”
“アルビノ”
“マイノリティ”
みんなが知ることで優しくなれる、そんな社会を目指す。
そんな瑞穂さんの会社への想いだったり会社を設立するにあたって気をつけていることなどを聞いてきました。
ブランディング
soarのブランディングは世界観を大切にしている。
ホームページを見ていただければ分かりますが、そのおしゃれと雰囲気がその他のソーシャルメディアと違うことを感じられると思います。
ブランディングとしては
感じたい
信じたい
こういう未来っていいよね
このように感じてもらえるような記事を上げることだそうです。
そしてこのデザインは設立当初から大きな力を持ったプロの方に力を借りるということを意識されていた。
瑞穂さんの感覚としては、プロの方有名な方と言うのは人の心をつかむ何らかの技術を持っている。
そのお力を借りて社会お届けすると言う事はとても大切なこと。
創設当初からデザイン性にはかなりこだわり素晴らしい力の持った方にお力を借りた。
そして当初からしっかりデザイン性からブランディングをしっかりしており、
お客様から信頼が得られる
soarの記事だから信頼できる
お客さんが無条件に信じてついていける
価値観に賛同する
メディアを作っていたのです。
じぶんの役割
瑞穂さんに自分の役割について聞いてみた。
みなさんの中には自分がわからない何をしたらいいかと悩む人もいると思います。
じぶんを見つけるって案外と難しいもの。
瑞穂さんからコツを聞いた。
彼女は小さい頃から自分の役割と言うものをしっかり持っていた。
自分は良い物を広く伝えると言う事が役割だ。
だからこのようなsoarのようなメディアをしている。
自分と向き合う事は
他人と向き合う事でもある
逆も然りで
人と向き合うことが自分と向き合うことでもあるのです。
このどちらかから自分がみえてくる。
非暴力コミニケーションといって怒り、葛藤のシーンこそ、その人らしさが出てくる。
もしそんなことがあったとき
自分がなぜそういう感情をいだくのか
どうしてそう行動したのか
しっかり向き合うチャンスだという。
また自分が好きな物や心動くものは何か
気持ちが高揚するときはどんなときか
それをしっかり把握しておくことが
仕事を生み出すポイントにもなるとのこと。
本やドラマをたくさん見るそうで
些細なことから問題を拾ってる
社会問題にもならない問題というのが社会にはいっぱいある。
<瑞穂さんと出会って>
こんなに綺麗でかつ凛と前を向いて社会問題に取り組んでいる人に出会ったのは初めてだったので衝撃を受けました。
自分のできることをしっかり見極めて、かつ賛同する仲間たちとなにかを変えていくという覚悟が芯の強さとして感じられるのでは?と思います。
soarのメディアすごく読みやすくよい記事なので、ぜひみてみてください。
ソーシャルメディアとなるとどうしても重々しい記事が多いですが、soarは読みやすくかつ胸にしっとりと響く記事です。
インスタやTwitterもステキなのでチェックしてみてください。
瑞穂さん、今井さん、ステキな機会をありがとうございました。