現代型のシェアハウスに行ってみた


「現代の駆け込み寺」をコンセプトに掲げる新しい形のシェアハウス・リバ邸。

みなさんご存知ですか?

キャンプファイヤーの家入一真さんとぼりぃさん、片倉蓮さんで運営する新しい形のシェアハウスです。

こちらが関西の箕面にもできるということで見学に行って来ました。

 

シェアハウスだが

ただのシェアハウスにあらず…

 

【「現代の駆け込み寺」というコンセプト】

  • 「世の中の枠組みや空気に苦しくなった人たちが集まる居場所であり、
  • そこで各自が何かしら独自のアウトプットを追求する場所」という意味です。
  • アウトプットの内容は自由で、ジャンルも規模も収益の有無も問いません。本当に自分のやりたいことを見つけ、それを形にしていく場所です。
  • 各地のリバ邸は「現代の駆け込み寺」というコンセプトは共通していますが、地域や住民の特色に沿って、リバ邸ごとに多様な雰囲気・環境・ルールを持っています。

 

今回訪れたのは箕面のリバ邸。

この9月ぐらいからオープンしています。

 

リバ邸×未来ラボで生まれたリバ邸なので今井紀明さんも来ていました。
駆け込み寺という概念。
家入さんの対談の話が素敵だったので転記します。
リバ邸も、全ての人を救うつもりはなく、誰かの居場所になってくれたらいいと思っている。
ここ違うなと思ったら軽やかに飛び出して違う場所に行けばいいんですよね。
この話、好きでよくするんですがリバ邸は馴染む人にとっては家族みたいになっていくんです。
僕はこれを「擬似家族」と呼んでいるんですね。
ある方に、家族の定義って本当はないと教えてもらいました。
血のつながった存在かどうかは関係がなくて、自分が家族だと思えば家族。疑似家族ではなく家族なんだ、と。

なるほどなぁ、と。それを聞いた時、家族の形が解き放たれたんですよ。

親との関係性に苦しめられている子もたくさんいるし、地方だとそういうこともあると思いますが閉鎖的で排他的な環境に苦しめられることもありますよね。

そういう場所は、さっさと飛び出して新しい家族を作ればいいんですよね。僕はもちろん親に感謝していますが、究極を言うと他人じゃないですか、親は親の人生があるし、親の人生に引き摺られたくないし。

そう考えると、血のつながりそこまで重視しなくてもいいんじゃないかと思います。

 

じぶんの家庭にとどまらず誰かとゆるく繋がっていく。
こんな形が誰かを救い、また新たな形を形成していく。
そんな形もあるのかと思いました。

 

決して贅沢な家ではないので、狭いキッチンで元料理人なぼりぃさんが腕をふるってくれました。

唐揚げが死ぬほど美味しい。

 

 

初めて出会う人が

学生たちが作った段ボールの机を囲んで、話し合う。

世代や地域、場所を越えてつながり合う。

不思議な感覚でした。

 

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現代、居場所を求める声は老若男女問わず、声が大きくなって来ています。
かといって国の対策が行き届くのは遠く先になるだろう。
こういった居場所を確保しながら
新たな繋がりの形が生まれるのも面白いかも知れないと思いました。
リバ邸は日本各地にあります。

興味がある人は見学に行ってみてください。

今回は経営者である蓮さんとぼりぃさんに話が聞けて貴重な機会でした。