こんにちは、コンテンツクリエイターの寺嶋 みほです。
今日は素敵なオンラインサロン仲間を紹介したいと思います。
人生初で挑戦したインタビュー&インタビュー記事です。
未来ラボの越智えり子さんをインタビューしてきました。
やりたいと思ったら飛び込んでみる
越智えり子さんはReBitという団体でファンドレイズを中心に活動されています。
自分の体験から子供たちに『多様性のある生き方を』とLGBTを含む全ての子どもに性の多様性や自由な生き方の概念を伝えている。
ReBitの活動そして団体パワーのある特殊な団体だと私は感じた。
そこで素朴な疑問をぶつけて見た。
ReBitという団体を選んだ理由は?
直感!行きたいと思ったからその後はどうなるとかは考えてなかった。
やりたい、そこに行きたいその気持ちで始めた。
今はやりたいことを叶えさせてもらってる。
そう話すえり子さんの目はキラキラと輝いていた。
現代はやりたいことがみつからない、何かしたいけれど一歩踏み出せないという声はよく聞く。
そこに何が起こるか分からないから、怖くて環境を変えられなかったり、前に進めないのです。
人とはそういうものです。
だが、えり子さんにはその壁はないように感じました。
やりたい気持ちがそのハードルを越えさせているのか。
彼女と出会ったのはNPO未来ラボという認定法人D×P今井紀明さんが率いるオンラインサロンです。
入ったキッカケについて聞いてみた。
NPO未来ラボとの出会い
今井紀明さんやD×Pのことは同じ子どもに関わる支援として知っていた。
その今井さんが何か新しいことをするというので、参加することにしました。
正直何をするか等しっかり把握はしていなかったですが、入りたいの気持ちですぐに入会しました。
今井さんの周りの素晴らしい方々が毎月登壇される定例会からは多くの情報を得て学びになっています。
同じメンバーの仲間達は学生起業家やNPO関係の方の話や動きも同様に大きな学びになっています。NPO関係ではない人がいる事と年代、職種問わず様々な人と交流できることは正直思ってもいませんでした。
入ってよかったと思っています。
色々な世界を学べることは、期待以上だった。
ファンドレイズとはたくさんのファンを作ること
えり子さんの行っている事業はファンドレイズ。
ファンドレイズに携わったのは、何か自分に出来ることはないか?と考えていた。
兼ねてから興味のあったファンドレイズ。じゃあこの団体でやってみようと手をあげた。全くの素人からスタートした。
多くの人を巻き込むのが得意だった彼女には、この分野や自分の得意が活かせるかもしれないと思ったのかもしれない。
何よりやりたいの気持ちが先行した。
こうしてReBitとファンドレイズという船に乗り舵取りをしていく。
ファンドレイズという言葉を私は知らなかったので、その辺りを聞いてみたいと思う。
ファンドレイズは資金調達に留まらない(資金調達ではない)
ファンドレイズとはたくさんの仲間を作ることなのです。
資金調達という意味ではご存知の方も多いとは思いますが、本来はそれだけではないと思います。
ファン-ドレイズ と言い換えられるぐらい。その事業のファン、共感者を集めることが重要とされています。
『なるほど、ファンって応援者のファンだったですね。』
「いや、ファンドの方が正しいですよ。でもフレンドリーレイズと言い換えるところもあるぐらいです。お金を集めるというより、共感者や仲間を集めるのがファンドレイズです。事業の理念を理解してもらい、応援してもらい一緒に作っていく。
一人一人の気持ちのこもった資金をどう使うか考えて事業を作る。
なので私の仕事は、仲間を集い、そして集めたメンバーと事業を作り仲間たちの期待を背負って社会を作っていく、これが私のファンドレイズです。」
『なるほど、だいぶ印象が変わりました。』
活動を通してかけてもらった言葉で心に残った言葉はありますか?
支援をいただいた人にどうして支援してくださったのですか?
と聞いたときの回答がとても心に残っています。
ある定期寄付者の方に質問をしたらこう返ってきました。
「毎月子どもたちとランチをするような感覚なの」その言葉を聞いて胸が熱くなりました。
みなさんの想いを背負って自分はファンドレイズをしてる。
そんな寄付者さんたちの期待に添う事業を作ろうと身が引き締まる思いで言葉を受け止めました。
ランチをする感覚で支援ができる。とてもいい言葉だ。
寄付、支援と聞くとついハードルが高く感じてしまうのが日本。もっと気軽に。
自分が共感することへお金を運ぶ。そんなフラットな感覚の支援が日本ではまだ少ない。
その感覚すら日常化していないように思う。
自分一人が社会を変えるのは難しいが、それをしようとしているところへ自分のお金を運ぶ。
そんな小さな一歩から社会はどんどん良くなっていく。
ReBitの寄付者さんのような動きがもっと一般化していくといいのになと聞いていて
人の笑顔が集まる社会、事業がイメージできた。
だれもが第三の居場所を持つといい
そんな日々やりたいことに邁進しつき進む、えり子さんが将来やりたいことって何なのかふと気になり聞いてみた。
誰もがサードプレイスをもつ時代へ
将来は何か第三の居場所作りをしてみたい。
=第三の居場所とは?
親でも先生でもない、第3の大人に出会える場、機会をくれる場所。
三つ目の居場所という意味です。
こども達の話を聞いたり、自分の経験からも第三の居場所があることって大切だと思います。
私は子供のころ親や学校友だち以外に話ができる人がいなかった。
特に自分の周りではない大人から視野や価値観を広げてくれるような話を聞く事はても大切、子どもだった自分にもあったら良かったのにと思っています。
今はReBitでも授業という形でそのような動きをしていますが、将来的には自分で立ち上げたい。
仲間と一緒に子どもたちのサードプレイスになる場所を作ってあげたいと思っています。
確かに近すぎると相談できない話や同世代の輪では解決できないこともある。
どこにも繋がっていなくて、自分と世代の違う人にちょっとアドバイスをもらうだけで、視野が広がることもある。
そして家庭や学校(会社)などの場所もあるタイミングによっては居場所を失っている時期もある。
そんな時、外のフィールドに居場所を見つけることができたら心の閉塞感は少なくなるのでは?と私は思いました。
彼女のやりたいこと挑戦したいことは尽きない。
社会貢献と聞くとなんだかハードルが高く
日本では近寄りがたい印象だが、今回の話を聞いて
えり子さんのように身近な誰かのために過去の自分の為にと気持ちが動く方向に動いた結果、社会を変えていく活動になっていたという形が我々にはすんなり受け入れやすいような気がする。
やりたいことに向かって前進する彼女が一年後二年後が今から楽しみでならない。
インタビュアー:寺嶋 みほ