先日 ブロギル×NPO未来ラボ×ブロギル×脱社畜サロンのセミナーをBigissue(ビックイシュー)主催で行われました。
関東と関西を拠点とするオンラインサロン(コミュニティー)がこれだけ集まったので、コミュニティーの在り方を学ぶことに。
関西や地方ではまだまだな印象ですが 関東から今ぐんぐん伸びてきてるオンラインサロンまたはコミニティービジネス。
これからの時代に起業家である方はチェックしておくことが必須と思います。
今回のサロン(コミニティー)を紹介
ブロギル
ブロガーのためのサロン。discodeという媒体を使って無料で入れます。
イケダハヤトさんが主催です。
イケハヤさんのことはご存知だと思うので、紹介は省きますね。
お仕事をもらえたり、仲間ができたり、部活があったりと多様な動きが常に行われてます。
特徴としてはこのdiscode内でラジオ配信ができる。音の配信ができる唯一の媒体となります。 https://peraichi.com/landing_pages/view/bloggersguild
NPO未来ラボ
多くの20代、30代の人が「社会を変えていくこと」「何か自分も社会をよくしていきたい」ということに関心があること。
そこにフィールドは関係ない。
NPOで働いても、企業で働いても、独立しても、どこでだって社会を変えていくことはできる。
世の中「寄付型のNPOだからこそできること」ってすごくたくさんある。
このサロンではNPOの未来を学び考える定例会を開き、いくつかのプロジェクトがメンバーが主導で立ち上がっています。
NPOの情報をオープンにすることでファンドレイズや寄付金の運営の仕方など学びます。
定例会は月に1度をベースに大阪と東京で交互に開催。
脱社畜サロン
イケダハヤトさんと正田圭さんで運営されるサロンです。
その他著名人がたくさん参加しています。
「脱社畜して、起業したい!」
(でも、ネタも決まっていなければ、そのためにどこから手を付けたらよいかわからない)
こんな悩み、抱えちゃっていませんか?
このサロンでは、起業したいが、ビジネスモデルもやりたいことも何も決まっていない「ただ起業したいだけ」の人に対し、やるべきことのステップを示していきます!
https://camp-fire.jp/projects/view/105795
今回はサロンのオーナーである 今井紀明さんとイケダハヤトさんが登壇。
途中からはDiscodeを媒体にオンラインサロンをされている一般の方からも 運営の現状を聞き、さらに面白い場になりました。
そもそも
オンラインサロンとは?
オンラインサロンは、月額会費制のWeb上で展開されるコミュニティ(クローズド)の総称である。
作家、実業家、アスリート、ブロガー等、専門的な知識を持っていたり、ある分野で優れたスキルや経験を持つ個人、又は複数のメンバーが主宰者となり運営している。
また、アーティスト・アイドル、モデル、テレビタレント・アスリートのファンクラブとして活用される例もある。
ーwiki参照ー 2011年始まった。
実は8年前からあった。
MGX編集部玉木さゆさんというブロガーさんがシナプスで始めたのがオンラインサロンの始まりとされています。
その時はスクール形式。
情報をみるだけの有料メルマガみたいな形式だったそう。
単価も1000円ぐらいなものが主流だった。
そこに爆弾を投下して状況を変えたのがホリエモン。
現在も堀江貴文イノベーション大学校としてビックサロンを運営される堀江貴文さん。
2014年 堀江旋風が巻き起こった。単価1万円なのに1日で400人集まった。
現在は1500名強の人が常にたくさんの企画が上がり盛り上がっている。
ここから少し単価が上がり、3,000〜10,000円ぐらいのサロンが列挙するようになった。
流れが変わったのは2018年。
それまではトップダウン。
情報を下ろしてもらう形から。参加型。
お祭りをみんなで作る形に変わって行く。
それを作ったとも思われるのがこちらのサロン
何かを学ぶというより、実際に行動して動いて 楽しむ、人生を充実させる。
サロンオーナーとの絡みがメインではなく、メンバー同士で楽しむことを目的とする動きが多くなる。
このようにしてオンラインサロンの形が変わって行った。
今もトップダウン式のサロンもあり、技術を学ぶ系、ファンサイト形式、参加型のサロンと 種類が多種多様になってきている。
そんなサロンの作り方について聞いてみた。
サロンの傾向
・小規模のサロンが増えている。
・インフルエンサーじゃなくてもできる。(小規模の方が一般の場合はまずはトライしやすい)
社会人サークルみたいな感じなものも増えてきた。
運営のポイント
・n:nの場を作る。
(オーナーとメンバーのトップダウン式ではなく。メンバー同士が交流し、自由に動きやすい場を作ることが大切。)
・参加者同士がコミニケーションできる場を作る。
発言しやすい環境を作る。
オーナーになるとわからなくなるが、フィードに書くというのは勇気がいる。
億劫になりやすい。ここを活性化させること。
・行動できる場を作る。
メンバー巻き込んでイベントを起こす。
またはメンバーが自走して色々起こしてくれる環境を作る。(ここはHIUがうまい)
サロンを運営するにあたって難しいこと→ 集客が難しい。
最初はチャットやフィード内のメッセージなどメンバーにコミットすることが大切。
大切にしてること
・作り込み過ぎない
・余白を作る。
・予想できないことが起こるのがオンラインサロン。
・決め打ちしない
・読み物として充実させる。(学びも入れる)
・面白いことをしていく。(何が起こるのだろうと楽しみも残しておく。)
今現代人は会社と家の往復ではなく 何か他の居場所<サードプレイス>を求める傾向にある。
または社会へ出てから学びたいことを見つけ、学び直す人が多くなってきています。
日本では今そのブームがきているが、アメリカでは社会人が大学で学ぶというシーンはとても多いようだ。
日本も世界水準の感覚になってきたということですね。
まだまだ学びの受け皿、サードプレイスは各地で求められている。
2018年後半新たな流れがくるでしょう。 市場規模はこれから広がっていく。
2018年だけで4〜5倍にコミニティービジネスは伸びています。
2019年はまだ伸びるだろうとイケダハヤト氏は言います。
皆さんの中では自分もコミニティーを作りたい。
オンラインサロンしてみたいと思っている人も少なからずいるでしょう。
そんな皆さんにまずはやってみる。
ワークするかどうか試してみて調整して工夫をしていけばいい。
私も来年女性の学び直しの場を作る予定です。
大阪や地方のあちこちで面白い場がたくさんできるといいのになと思います。