家入一真さんと箕輪さんのセミナーを初めて聞きました。
家入さんのことはキャンプファイヤーの社長で遅刻とかするらしい
ファンキーな社長だなというぐらいしか
お恥ずかしながら知識はありませんでした。
しかし今回お会いして、すごい!
家入さんにファンが多い理由がわかりました。
※右 家入一真さん 左 箕輪厚介さん
圧倒的に人を許すオーラ
家入さんは日本のこんな風習がイヤだと話をしてました。
それは
私もちゃんとしてるからアナタもちゃんとしてよ
と押し付けるような雰囲気があると
それを話すると箕輪さんが
「日本は自分がきちんとしてるから相手にもきちんとを要求し、
インドでは僕はだらしないから、君もだらしなくて良いよっていう風習があるんでしょ?
それいいよ!」と
だから遅刻する訳じゃないけど、
ダメな自分もみてそれでも良いっていう人としか付き合えないと家入さん。
家入さんみたいな社長であると
きっと勝手に期待して、理想像を押し付けてイメージしてくることもあるのかもしれない。
ある意味踏み絵のように、遅刻が存在するのかもしれない。
自分が許されてきたから
家入さんは圧倒的に優しい。
誰かにむやみに強要したり、期待を押し付けたりしない。
こんなゆるっとした社長は初めて出会いました。
※わたしの出会ってきた社長はゴリゴリの肉食みたいな方が多いです。
親鸞VS家入一真
そんな家入さんのライバルは親鸞だそう。
親鸞とは、
お坊さんでありながら、結婚をし、肉も食べ、遊びもした。
だらしない姿もみせた。
しかし、誰よりも民衆のことを考え、
そのときはやっていた宗派には救われるためには高い身分や厳しい修行が必要だった。
いわゆるエリートに許されたありがたい道。
そうではなくて一般の民衆がどこか拠所にする。
簡単に、誰でも救われる機会をと考えてできたのが浄土真宗なのだ。
高い身分も必要ではなく、
「南無阿弥陀仏」と念仏を唱えるだけで救われるという。
ハードルを下げて、誰でも救われるチャンスをと考えられて宗派が築かれている。
そんな彼は誰よりも人間らしく、ダメなところもみせ、
そして素晴らしい部分もある。
家入さんは自分を許すから他人も許せる。
自分への期待を捨て、諦めることから
もっと自由に解放されると
生きやすくなるメソッド
全てはこうあらなければならない
や他人に対する期待
自分に対する過大な期待からの絶望
不安
比べること
さまざまな執着から
イライラや悩み、不安が生まれていることが多い
何もかも捨てて
自分を許す
そして相手も許す
ありのままでいて愛されることの幸せは何者にも変えられないだろう
自分が居心地がいい
素直になる。
相手に強要しない。
当たり前のようでいて
確かに日本では『MAST(なければならない)』
『make yourself(あなたの好きなようにどうぞ)』
そう思えたらきっと自分も生きやすくなる
と思いました。
自分が出来るからと言って相手にも
それを当然と考えてる概念がなくなっていけばいいですよね。
「起業家になるには必要な才能はありますか?」
の質問に
「ない!」
なりたいと思ったらなれる。資格なんていらない。なにかしたいの気持ちだけ」
と答えていたのが印象的でした。
やさしさが詰まっていました。