仮想通貨が変える社会貢献のこれから

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先日、GW前半にBIGISSUE主催のイベントに行ってきました。

登壇者はビッグイシューの社長 佐野章二さん、イケハヤさん、今井紀明さんという豪華キャスト。

 

ノンストップで熱いトークが行われました。

仮想通貨がわからないひとへ

仮想通貨初心者へまずは用語を知ろう。

ブロックチェーン

人や仲介が入らない、仕組み。

個と個が繋がって仕組みができる。

一旦つくると改ざんができない。

信頼性の厚い仕組み。

 

ピアトゥピア(P to P)=個と個のつながり

全てのコンピュータが対等の立場でデータなどをやり取りするシステム形態のこと。

「PtoP(Peer to Peer)」と略す。

クライアント/サーバー(C/S)システムとは異なり、一つのコンピュータがクライアントとサーバー両方の役割を担当する。
システムを稼働させるために必要なコンピュータの設定や管理がC/Sシステムに比べて簡単だ。

また、コンピュータ同士が直接通信するので処理が高速になるメリットもある。

ただし、多数のパソコンで構成するシステムでは、各パソコンがそれぞれ勝手に通信を始めるため、C/Sシステムに比べると処理速度は遅くなる。

 

仮想通貨とは

仮想通貨とは、インターネットを通じて不特定多数の間で物品やサービスの対価に使用でき、中央銀行などの公的な発行主体や管理者が存在せず専門の取引所を介して円やドル・ユーロ・人民元などの通貨と交換できます。

仮想通貨の種類は600種類以上あるといわれています。

※メリット

中央分権社会の崩壊、個人がつながり、不正のおきにくい仕組みに。

人の手が入れないので、中抜きがうまれず、危険が少ない。

新たな融資の形がうまれる。経済を生み出すことも可能。

 

現代の社会貢献のむずかしさ

若者が目指ざす人が少なくなっている。

NPOといえば儲けれない、食べていけないという印象。

その原因のひとつに運営資金の集めにくさ。

資金を集めてからの活動になるので、制限される。

銀行からの融資がおりないなどの問題がある。

本当に日本のために社会を良くしようと必死で動く人たちに、必要な資金が届いていない現状。

今井紀明さんは自分の信用や活動からクラウドファンディングをして資金を調達。

子ども達にも自分のしたいことを自分で発信して支援を受ける方法などを実践で伝えているそう。

※その授業うけたい…

ブロックチェーンや仮想通貨がもっと広がればより支援が身近に、一般の方も支援する側にもされる側にもなれるとの新たな支援の形がうまれるとお話しされてました。

いまは融資といえば、銀行、借金って悪い印象の日本だが、ポルカやクラウドファンディングにより身近になってきている。

NPOも融資が受けやすくなる。

もともと、NPOや社会貢献をしている方の仕組み、コンセプトはしっかりしているパターンが多い。

クラウドファンディングの成功はコンセプトがあるとこと、どこに使われるか目的が明確であることが成功の条件。

NPOの活動はこのファーストステージがクリアされていることが多い。

仮想通貨による寄付もD×Pではいち早く取り入れてるそう。

※日本一早い仮想通貨での寄付の形では?

まだまだ仮想通貨は現金化すると手数料が高いのが現状。

あるお金で手数料なしで支援できるなら、応援したいところ、

取り組みに使うのも当然考える人は多くなるだろう。

きちんと暮らしていける、社会に貢献して仕組みをつくっていけるとなれば

当然若き起業家は増え、現在のNPOもどんどん社会をよくしていけるだろう。

ブロックチェーンの仕組みはそんな社会貢献の仕組みや働き方も変える可能性を秘めていると今井さん。

 

すべてがスムーズにトラストレス社会

イケハヤさんからは今は日本は信頼がないと全てが動かない。

お金もその人の実績、今がどうではなくて過去の実績付き合い。

仕事もお互いを知って、信頼を得て動くものが多い。

すべての物事に信頼トラストが必要。

それは効率がわるい、コストがかかる。

これからはトラストレスな社会になっていく。

もっとブロックチェーンの仕組みがしっかり社会へ流通されるようになれば

人間が介入しなくてもいい部分は 人のコミニケーションや付き合いなしに

ブロックチェーンの元で安全に進行される。

もちろん一方人が介入すべきところは、他の余計な手間の部分が少なくなっているので

コアな付き合いができるようになる。

社会人の方は理解してると思いますが、今は余計な飲み会や付き合いで、退勤できないなどの

不要と思われる日本の社会の仕組みもたくさんあります。

トラストレス社会になるということ…

これがブロックチェーンの仕組みや日本の新たな取り組みがもっと簡素化、動きやすく

変わっていく可能性があると話を聞きました。

新たな未来はもうそこまでやってきています。

勉強して知っておくことが大切です。

 

♢♢感想♢♢

わたしの周りではソーシャルワーカーと言われる活動をしている友人やこれから目指すという人が多く。

※バースデー健診岡田美春さん ONESTEP笠間淳さんなど…

わたし自身もNPOを立ち上げたいと思ったこともあり、その仕組みどうしたら社会のために人のために働けるのかと考えていました。

今井さんから聞く生の活動は思ったよりも厳しく、しかしやりがいもあり、なぜ日本がもっと支援をしたり

仕組みを作らないのか?と思いました。

しかしブロックチェーンの仕組みは中央分権に頼らず、個人がもっと組織や仕組み、あらたな経済を生み出す仕組みになると

この講演からわかり、時代が大きく動くことを肌感覚で感じました。

本当に必要とするところへ力を運ぶことができる。

しかし、社会貢献を目指すひとの多くは利益より社会へ貢献したい。

そんなことより目の前にヒトを助けたいと思うマザーテレサのような人が多く。

利益に無頓着…な場面をよくみてきました。(神ですか?泣 キチンと活動できる資金は得てほしいと思うことがたた)

仮想通貨や新たな仕組みに興味をもつ人は少ないような気がします。

今井紀明さんのように社会にも貢献しつつ、さらに新たな仕組みを試し、発信することでNPOの活動をしているひと、社会貢献をしている方が「そんなやり方もあるのか!もっと人の為に動けるようになる。」

とプラスのイミで新しい仕組みをいれていくようになればもっと社会はよくなる。

若者たちが未来を楽しみに毎日を楽しみに生きる日本になるなと思いました。

今井紀明さんのD×Pの理念は

『一人ひとりの若者が希望をもてる社会に』

実は弊社が女性支援、女性の自立などをお手伝いするサポートをしてるのは

子ども達が『オトナになりたい!大人ってずるい!』と思うように夢がもてる未来になるために

まずは素敵な女性をたくさん、ステキな大人をたくさん、あふれさそうというモットーで活動しています。

本日の講演の三名

イケダハヤトさん、今井紀明さん、佐野章二さん

こんなすてきな大人をみんな知ってどんどん自分のロールモデルや夢のエッセンスを知ってじぶんのしたいことをどんどん挑戦する人生にしてほしいなと思います。

ぜひぜひお越しになれなかったみなさんは下記からチェックしてみてください。

♢仮想通貨について学びたいなら

イケハヤさんvoicy

♢社会貢献の形をまなびたいなら

今井紀明さんのブログ

6月29日(金)関西大学にて今井紀明さんの講演がMeRIZEで行われます。

※19:30~予定

少人数の予定なので、twitterなどチェックしててくださいね。

こちらからも詳細お知らせしますね。

 

※今井さん、イケハヤさんの記事掲載

今井紀明

1985年、札幌生まれ。認定NPO法人D×P理一事長。定時制、通信制の高校生向けに人とのつながと成功体験を届ける事業を展開。「一人ひとりの!若者が自分の未来に希望を持てる社会」を目指す。

イケダハヤト

1986年、神奈川県生まれ。プロブロガー。月間130万PVクラスのブログ 『まだ労働で消耗てるの?』の運営、NPOマーケティングの支援などを行う12年より 『ビッグイシューオンラ-イン』編集長。