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こんにちは、コンテンツディレクターの寺嶋 みほです。

最近仕事の方向性を大きく変えたので、その経緯を皆さんにもご報告いたします。

あれ？いつもと違うことしてますね？

という方も多くいらっしゃるかと思います。

少しお付き合いいただければと思います。

大きく方向転換するキッカケをお伝えします。

去年からの一年は本当に苦しかった。

特に今年に入ってから、

昨今の新型コロナの影響で1年ががりで準備してたイベントはつぶれ、

仕事はなくなり、大好きな人に会うということも制限され。

言葉とおりに

夢も希望も失った。

足元から崩れていくような

恐怖を感じる体験をしました。

わたしは元来、先に大きな目標を掲げ、

それに向けて足をうごかし、手をうごかし、自分を成長させていく。

仕事をすることや人に会うことで喜びを感じて生きてきた。

そのすべてを失ったと思った。

目標を失ったわたしは弱い。

そこにすべての焦点を当てているからだ。

驚きとストレスと寝れない日々で８キロも体重は落ちた。

常に寝る間を惜しんで１９歳から走りつづけてきた。

文字通りノンストップに。

２０２０年３月〜５月特に前半は記憶がない。

走らずに生きることなんて、できるのだろうか。

そんな人生を歩むことができるのだろうか。

そんな不安押しつぶされそうになっていました。

すべてを捨ててまず生活を整えてみる。

静かな生活を送ってみた。

思考がクリアになってゆく。

静寂な世界も居心地の悪いものではなかった。

人は想像以上にしぶとい

毎日 趣味＝仕事 ですべてを失って

何をして生活していけばいいのだろうと、悲嘆にくれていたが。

毎日のんびり、風の音を感じたり、

自然の中でランニングをしたり、

音のない静かな空間でのんびりした。

そんな穏やかな生活はもう何年も過ごしていなかった。

人生の特急列車から降りることを怖がるようにただひたすらにスピードをあげていた。

なにかに追われるように過ごしていた。

ただの静寂が

疲れた身体をいやし、

ズタボロになった心を

時間をかけて癒してくれた。

リセット。

強制リセットされたが、

すべてを失ってまたあらたな生活がやってきた。

人は大きな闇の中に突き落とされても

時間が経てば

傷は薄れ、また力が湧いていて

心が癒されたらまた前を向けるものなのだと知りました。

つづく