大切なのは、いつでも行きたいときに飛び立てる自分で

, ,

先日、NPO未来ラボで定例会がありプロ無職として知られている【るってぃさん】が登壇した。

彼が口を開き、今井さんファシリテートの元で引き出される話には彼の独特のワールドが満載でした。

るってぃ/プロ無職

 

名前:山口 塁(やまぐち るい)/るってぃ

1991年石川県/金沢市生まれ。

高校卒業まで金沢で暮らし、大学進学のため大阪へ。関西大学の商学部を卒業。

ファッションが大好きで、大手アパレルメーカーに就職。

つまらないと10ヶ月で退社(2016年2月フリーランスとして独立)。

現在は東京を拠点に「プロ無職」という肩書きで当ブログや「エアログ」などのWebメディアを運営。

クラウドファンディングで資金を集め、「スマホ1台旅」などの企画を作って発信。最近ではYouTubeや絵画活動にも力を入れている

プロ無職は職業にあらず概念だ

プロ無職と聞くと職業を指していると思う方も多いのではないでしょうか?

サクッとそのことを聞くと

「プロ無職は俺にとって職業じゃない。肩書きだと思ってる人が多いけど。

会社員だとか,フリーランスだとか,起業家だとか,肩書きなんて俺にとって地球規模でどうでもいい。プロ無職は概念なんだ。」

twitterのプロフィールでもこう書かれている。

“プロ無職”とは、お金・ノマド・発信力・ミニマリスト・コミュ力・外注化・健康の7大要素から構成され、

究極のワーク

別にやりたいことができたらなんでもいい。

彼がやりたいこと、体現したいことが『プロ無職』であり、

彼もそこへたどり着くまだ道半ばだそう。

彼が目指すプロ無職とは我々が想像するよりもっと大きな概念だった。

プロ無職の概念に達するまでに必要な7大要素がある。

プロ無職を構成する7大要素

1.お金

2.ノマド

3発信力

4.ミニマリスト

5.コミュ力

6.外注化

7.健康

この7つが達成されて始めてその概念に達したということだそうだ。

この7つは起業している私にとっても自分が今理想と比べてどうなのか

見直す必要のある要素だと思った。

個人個人の暮らし方、求める姿によって、お金も生活も発信力も必要な度合いは全く違う。

例えば『発信力』。(SNSなどの影響力)

自分の何かを知らせたい、伝えたいことがない人はそんなに必要はないかもしれない。

逆に売り物はないが、主婦をしているが自分が苦悩を乗り越えた方法や同じ苦しみをもつ人に何か伝えたいと思っている人には必要なものだろう。

では、どのぐらいの発信力を必要とするか、

それは自分しかわからない。

じぶんが目標を決めて、そこと今を比べてみると見えてくる。

これからの時代は

じぶんが何が必要でどうしたいか

その答えは誰も教えてくれない。

じぶんが日々向き合い求めていくしかない。

この7つの概念はその考えるツールになるのではないでしょうか?

プライドなんて捨てろ!

新しい挑戦をどんどんしてる。

「アートとかどうしてしようと思ったの?」という今井さんの質問に答えはシンプル。

「やってみたいという欲求に従ってるだけ」

昔は興味がなかった。学校の美術の時間なんて興味がなかった。

でも世界をめぐるうちに美術館をたくさんみて興味が湧いた。

知的好奇心がただ湧いたからやってみた。

アートに興味湧いたから今もずっと続けている

るってぃさんはやりたいと思ったことをやっている。

欲求のままに従っている。

やったことをどんどん発信している。

みんなプライドがある。

そこにこだわっているのは損。

プライドを捨てたほうがいい。

全裸になれ!

多くの人が固定概念が強い。そこがハードルになっている。

そこを変えていかないと成長しない。

そういう人が変わっていって欲しいから発信を続けているそう。

発信すれば何か作れる。考えて作れ、そして自分が何をしたいのか見つめていけ。

なりたいものが見つかったら、

まず自分で肩書きをつけて名乗ってしまうのも一つの手です。

そうすることで自分がそこへ向かう道を見つけられるようになります。

ブロガーですといってブログを始めてみる。

起業しますと宣言して何か仕事を作る。

1年以内にお店持ちますと言ってオーナーになるのもいいだろう。

人はじぶんが想像できる範囲は自分の能力内。それ以上の潜在能力を秘めています。

自分の能力を伸ばすために<まず宣言してみる>

辻褄は自分で合わせる。退路を断ってがむしゃらに挑戦することが夢への近道なのかもしれない。

この概念が大切だ!

『いつでも行きたいときに飛び立てるじぶんで』

明日ブラジルに行きたいと思ったらいける環境が大切。

大抵の人は何かが足りない。

決断力、経済力、時間的余裕

などなど様々な理由で飛び立てない。

今、社会はどんどん動いている。

何か、チャンスが巡って来たとき、自分がしたいことが巡って来た時。

すっと動き出すこと。

そして動き出せる状態を作っておくことが大切だ。

さまざまな体験が視野を広げ、ほかとは違う体験、経験がつめる。

これがいずれ資産となる。

そのためにミニマニストとしてできるだけ身軽に

すぐ動ける状態にしているというのも一つの理由だそう。

最後に

何かを始めたいなら直ちに勝負しろ

どんどん挑戦しろ!起業したいのにしない理由ってなんだろう。

世界をみて来た彼は日本ほど安全な国はないという。

実際彼が危険な目にあった話は講演後の飲み会で聞きました。

タイのマフィアと戦った乱闘記

日本は安全は確保されている。

大抵は食うに困る住むことを失う、命を狙われるなんてことはない。

なら挑戦しよう!やりたいことをやってみよう。

起業できる。やりたいと思ったこと大抵足がかりは作れる。

そんな国に生まれてラッキーなのに挑戦しないのはなぜか。

日本は死ぬことない。

死から切り離されているのが、危機感を奪っている。

人生100年時代という考え方がよくない。

時間がいつまでもあるような印象を抱かせる。

もっと危機感持つべき。

死を意識することで日々に危機感をもって過ごせる。

やりたいことを覚悟をもって挑んでいこう。

さぁ今から裸になろう。

妙なプライドや意地は捨てて

やりたいことをしよう。

世界を目指すというるってぃの目にはもう今この地ではなく

未来を見据えていた。

私も幼い頃に父を失った影響でエンドは常に意識しています。

『明日死んでも後悔はないか?』

多くの人がなんとなく選択していたり、妥協で選んでいることが見受けられます。

明日命がなくなるなら同じ選択をするか、

今したいことを叶えるために何をしたらいいか。

何かの基準から何が足りないのかしっかり見つめあい、自分の人生の舵取りはしっかり自分でしていくことが

好きなことをして生きていく ために必要な要素です。

是非是非るってぃさんのtwitterをチェックしてみてください。

その後の飲み会も大いに盛り上りました。

話が尽きない。
代表NPO法人ヒトマキの矢野大地くんもきてました。