震災の爪痕はまだ
熊本へ行ってきた。被害が大きかったという八代。
わたしが目にした風景は
穏やかで包むこむようなしずかな空間。
ほんとにここでそんな事態が起こったのだろうか?
というほどその爪痕はなくなっていた。
大阪や東京で見るよりもちょっと小さなショッピングセンターに。
みなさん、楽しげにお買い物に来ていた。
タクシーに乗るとみんな親切に色々教えてくれた。今の熊本のこと、当時のこと。
タクシーで高速道路にのるときに大きな工事が、
「すごい大きな工事ですね」
とタクシーの方に話かけると、
「震災のときの道路の歪みを今やっと直してるんですよ」
とかわいい方言で教えてくれた。
あれから何年も経っているのに、見えない所でまだ被害の痛みは残っているのだ。
当時はあまりにも大きな地震に驚いたそう。
タクシーのおじちゃんは気分がわるくなって、目の前が回って見えるのかな?と思ったそうです。
※ちょっと呑気なところがかわいい笑
その後たくさんの建物や物が倒壊され、
その建物の震災査定に保険会社の方が大阪や東京から多くこられ、その審査がすべて終わるには半年かかるほどの被害の数の多さ、悲惨さだったよう。
当時はたくさんの放送や情報が流れており、大変だ!何かしなきゃと思っていましたが、どうしても年月が経つとその意識は水面下へ。
起こったことや心の傷は癒えるまでにながくながくかかるのだ。
こうして訪れることがなにかの役に立ち、情報をお伝えすることでまたみなさんの
考えるきっかけになれば良いなと思い記事を書きました。
当たり前に、生活があり、大切な人がいて、命があること
それは本当は当たり前ではないのです。
空気のように当たり前にあること
そこに感謝しなくてはならない。
大切にしなきゃいけない。
そんなことを教えてくれました。
事情があってとっても急いでいてタクシーに乗ったのですが、本当に親切に急いでくれ、
(そんなに急がなくても大丈夫)
たくさん教えてくださり、本当に温かい土地でした。
美味しいものもたくさーん!
もちろんクマモンもかわいい。
みなさんもぜひ訪れてみてください。
頑張れば日帰りできるよw
※お土産一部
せっかくなのでお土産をたくさん帰ってかえりました。