ビエンチャンには世界遺産の観光地も、高級百貨店や大型免税店もありません。
高層ビルがひしめくビジネス街も、マクドナルドもスターバックスも見かけません。
ラオスの首都でありながら、人口は80万人ほど。
とにかくゆるく、小さな街です。
首都とは思えないほどののんびりムードが漂います。
地下鉄やトラムもないため、バイクを改造したトゥクトゥクやトラックの荷台を利用した乗合タクシーであるソンテウやバスが旅行者の足になります。
そんなラオスのオススメ8を紹介します。
ビェンチャンで訪れたい8つの場所
1.パトゥーサイ
2.ワットシーサケット
3.ワットホーパケオ
4.夜市
5.タートルアン
6.Vat that Khao(金の涅槃像)
7.ブッダパーク
8.マッサージ
1.パトゥーサイ(凱旋門)
かつてフランスの植民地支配を受けたラオス。フランスの影響がそこかしこに残るビエンチャンは、プチパリとも言われています。
大統領府からまっすぐにのびるラーンサーン通りの先に建っているのは、独特の雰囲気をもつ「パトゥーサイ」。
パリの凱旋門をモデルに作られました。
街の中でも圧倒的な存在感を放っています。
建物は登ることもでき、頂上からはラオスを一望できます。
16:30までなので、お気をつけて。6000kip。70円ほど。
2.ワットシーサケット
1551年に建立されたと伝えられている「ワット・シーサケット」。
現存するものは紛争時に破壊された後、1818年に再建されたものとなっています。
本堂と回廊には約7000体にものぼる仏像が陳列されており壮観です。
3.ワットホーパケオ
現在は博物館として利用されていることや、元々が王族のプライベートな場所であったため、
エメラルドの仏は寺院の建立からおよそ200年後にタイに持ち去られましたが、寺院は今は博物館となっており、テラスからは以前は王族の宮殿であった官邸を一望することができます。
チャオ・アヌウォン公園のすぐ隣で開催されているのが、観光客に大人気の「ナイトマーケット」です。
その名の通り、昼間はやってないのですが、夕方になると服屋、雑貨、食べ物などの出店が現れます。
服や工芸品などの露店であたりがいっぱいになります。
周辺にはレストランやバーが立ち並ぶので食事にも困りません。
洋服は買うものがあるかというと、さしてなかったですが。
通称ラオパンと呼ばれるラオスのパンツは日本の夏でも重宝する涼しい作りに。
お手頃のお土産にも最適な小物、ポーチや小物はたくさんあります。
スリには気をつけてください。
5.タートルアン
ラオスの紙幣、キップ札にも描かれている寺院「タートルアン」は、ビエンチャンを代表する景色のひとつ。
16世紀のビエンチャンへの遷都に際し、国家鎮護のために造られました。
新しそうに見えるのは、20世紀に行われた大規模な修復によるもの。
古い姿をとどめていたら世界遺産級のものだとも言われます。
ラオスの首都ビエンチャンから南へ約25km、そしてラオスとタイの国境「友好橋(Friendship Bridge)」から東へ約6km、メコン川の対岸に現れたのは「ワット・シェンクアン(Wat Xieng Khuan)」、通称「ブッダパーク(Buddha Park)」です。
通常「ワット」といえば寺院というイメージがつきものですが、ブッダパークには本堂はおろかパゴダもありません。そこはまるで神仏習合化された仏教やヒンズー教の神々、神話に登場する動物や怪物らが相入り乱れる、抱腹絶倒の仏像テーマパークなのです。
ブッダパークは1958年、宗教家であり芸術家でもあったタイ出身のブンルア・スリーラット(Bunleua Sulilat)氏によって創建されました。
そこから着想を得たデザインをベースに多くの信者による労働奉仕と寄付によってすべてを作り上げました。
手がけた彫像は200体以上。これらはすべて鉄筋コンクリート製で、これは当時、この周辺にコンクリート工場があり、安価で手軽に入手できたためといわれています。しかし、結果としてコンクリートであったことで、まだ60年ほどしか経っていないこれらの彫像を一見廃れた遺跡の風格をもたらしています。
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